やっと、テスト終わった。
しかし、何歳になってもこのスリルあるイベントは楽しいですね。
ちなみに、今回はやばいのは1つくらいで済みました、きっと大丈夫。
信じてる。


さて、今回のテストですが。

とある一般教養のテストで。
直前の休み時間、例によって直前の足掻きを怠らないボクは、必死に足掻いていました。
むしろ、テスト勉強とはここが天王山だと思っています。
そんな時、ふと顔を上げると、知り合いの女の子が。
しかも、かーいーなーっていっつも思う、いわゆる”タイプ”の女の子です。


そんな女の子がボクに気付いて、手を振ってくれ、さらに、挨拶だけではなくボクの席の前に座ってくれました。
天王山終了です、何もしません、筒井さんです。

そんなに親しくない娘との会話に必死でした。
楽しかったけど、疲れる。まー、しょーもない事を話さない娘だったから、多少有意義ではありましたが。


しかし、問題はそこではありません、テストが始まってからです。


まず、第一の難問は距離。
机に椅子がくっついてるタイプの教室だったから近いよね、ものすごい近いよね。
しかも、ボクが後ろだから、見つめちゃったりしちゃったりが可能なんだよね。


第二に髪。
きれいな長髪の彼女はその日はポニーテールでしたが、いや、それゆえに、ボクの机の上に髪がかかっているのです。
最近、髪好きが疑われるボクとしてはその状況は本当にカミガカッテいました。
ドキドキなのです、さらにテスト開始直前、遠慮がちに振り向きながら小声で言った
「髪、邪魔だったらごめんね。」
の一言でなんかもーね、うん、あーってね。


そんな状況で、テストを始めたもんだから、開始後ぼーっとしてしまいまして。
ネタとかじゃなくてね。思い返すと怖いくらいにね。
うなじとか耳とか背中とか背中の洋服からわかる聖なる輪郭とか…ね?わかりますよね?


30分くらいかな、彼女が途中退室したのさ。
その時だね、ボクの妖精さんが一言、
「ヤベーんじゃね?」


残りは半端なかったですよ。腕とか痛くなるくらい速記ですよ。頭とかフル回転ですよ。
誰もおれを止められない、みたいな感じでテスト解きました。
大学入って最も真剣かつ悲壮な表情だったと思います。
でも、いろんな意味でアドレナリンが溢れてましたから、きっと何とかはなってます。

…まぁ、結果見るまではなんとも偉そうなことは言えないですけど。


そんな女の子に後に会いました。
「わかんなかったから、途中退室しちゃった。」
なんて言うから、
「そっかぁ、ありがとう。」
とだけ言っておきました。


単位は大切。
強大な力の前ではこんな事は通用しません。

試験には席選びも重要って事を知りました。


前はどーでも良いやつ。
隣は賢いやつ。
後ろは静かなやつ。
ベストフォーメーションだね。やったね。


そうそう、声ネタを一つ。
いつか誰かと話題になった寮長先生のさわしろさんのルーツはアルルゥな気がするんだけどどーかな?